はじまり④

(?)『シドじゃないのか!ネロだろう!?ここで何してるんだ?』

「解らないんだ、何故ここにいるのか?」

(?)『解らないって、ここは沈黙の山だぞ!』

 

沈黙の山?

って?

ナニ県?

 

 

・・・・・・あっ、

 

言葉が通じるんだ!

 

危険は無い様だから!

 

少し話してみるか!

 

「あのー、君達はフェアリーだよね!!??」

 

(?)『ん!、僕等はヤーヤさぁ、僕の名前がシャープで、隣に居るのがフラットって言うんだ、君は?』

 

っと、フェアリーは、簡単過ぎる自己紹介をしてきたので、

 

「自分は、東城司(とうじょうつかさ)だよ? シドなんて名前じゃないよ」

 

っと、言うと、

フェアリーは、不思議そうな顔をして、小さな目をつむり、言った

 

(シャープ)『{ネロが現われる、その名は、シド}そして… {シドの手となり、精霊の力を絶やさぬ様}っと、言い伝えがあるんだ…』

 

なんと、言われても、自分には関係無いのは間違えない

その、ネロ(人間)の救世主を探してるらしいが?

自分はどうしたら地球に帰れるのか?

その方法を探そうとしていた

 

「ねえ、シャープさん?いったいここは?この星は何処なんだい?」

 

(シャープ)『ここは、惑星ミューって言うんだ よ!』

 

やっぱりここは地球じゃないんだけど

何故

突然

地球外の惑星に来てしまったんだ!

 

どうして?

この星に自分は居るんだ!

どうしてと言えば!

フェアリーが実在していることか?

地球外の惑星なのだから!

人間以外の生物が居ても、おかしくは無いと、

いうことか…

 

(シャープ)『ねぇ、東城司は、なぜこの星に来たんだ?僕達の仲間や、沈黙の森の危機を救う、救世主シド(ネロ)が現われる予言が有るんだ、司は、救世主じゃ無いのか?村のジーノ大婆様が!この惑星の生命が衰え始めてきたって?』


ここが、地球外の惑星で、フェアリーが実在していることだけでも、頭がパニックなのにも関わらず、予言とか、この惑星に危機が迫っていて、ネロ(人間)の救世主が現われるって!自分は地球に帰る方法が知りたいのに、フェアリーは、自分が救世主とでも勘違いしているに違いない!

「シャープさん、自分は公園で彼女とデートの待ち合わせをしてたんだよ、地球と言う惑星でね。 それに、救世主だなんて、有り得ないよ。 得意といえば、ゲームやゴルフくらいで、趣味といえば、カラオケやドライブだし、職業だって、コンピュータプログラマーだよ。救世主だなんて。 なりたくても、無理だよ!」

(シャープ)『地球?君は地球から来たネロなのか!?、青い地球はまだ、存在するのか?』

シャープは、地球のことを知っているらしい… …っが、なぜ地球のことをしっているんだ!? 人間がこの惑星にも存在するということなのか! この惑星にフェアリーが居るのだから、人間が居ても当然の話だ! 

まさか、黒人や白人も居たりして…

 

…その時の自分は…

気持ちを沈める為なのか単に楽観的に、シャープに聞いてみた。

 

 「この惑星にネロ(人間)は、居ないの?」

(シャープ)『勿論居るさ、ネロ達も!風の谷に!』

シャープは相変わらず音もたてずにクルクル優雅に飛びながら…

(シャープ)『今は、ハンのフレディに支配されているんだ!』

「ハンに人間が支配されているのかい?」

(シャープ)『そうさ!、風の谷は、ジャングルの奥に有って、その昔はネロ達が平和に暮らしていたんだ… ある時、ハンのフレディがザクの部下、ジョーとペリーを従えて、風の谷を武力で制圧したと聞いてるよ…』

なぜ、ハンやザクは人間を襲ったんだ…

…って言うか!!、

なんでフェアリーが現われたかと思えば、今度はハンやザク!

フェアリーがヤーヤで!

人間がネロで!

ハンとかザクはまた別の種族なのか?…

ザクって、まさか、ガンダムの………?

そして まだ他にどんな種族が存在するのか…

自分は、天と地が引っ繰り返る様な出来事に

現実に遭遇している自分の運命を…

否定も肯定も出来ないまま受けとめるしか無かった…

今出来ること…

地球へ帰る方法を探さなければ…、

そして、

フェアリーの言う救世主とは…

この惑星の危機とは…

この突然の出来事に、

自分自身の気持ちを整理しようとしていた…

これから先…

この惑星で…

何が起こるのか…

自分の運命とは…

ただ…

今思うことは…

何が有ろうと、全て受けとめるしか無いこと…

この時はまだ 想像を絶する

長く険しい旅の 第一歩を踏み出したに、

過ぎないことを 知る由も無かった?